弁護士紹介

弁護士紹介:笹田 参三

誰もが人間らしく暮らせる社会へ。
弁護士の立場で、幅広い観点から
貧困問題に取り組んでいます。

弁護士  笹田 ささだ 参三 さんぞう

資格 弁護士
1979年弁護士登録
出身地 愛知県
最終学歴 名古屋大学法学部卒業
経歴
  • 岐阜県弁護士会会長(2000年度)
  • 自由法曹団岐阜支部長(歴任)
  • 荒崎水害住民訴訟弁護団長
  • 関ヶ原人権裁判弁護団長
  • ぎふ高齢者等支援ネットワーク(共同代表)
  • フードバンクぎふ(副理事)
貧困問題
日本で底なしの貧困が進行しています。その規模と深刻さにおいて重大事態となっています。特に、ひとり親家庭、高齢者家庭が深刻です。そのような生活困難を抱える人に寄り添っていきたいと考えています。ぎふ高齢者等支援ネットワークを活かしていきます。
長年の経験を生かして、地域に根付く!
長年培ってきた経験を生かして、相談者の気持ちを汲み取り、適切な解決方法を見出していくことのできる、ベテラン弁護士として地域密着型で役割を果たしていきたいと思っています。

公害被害者の人権を守り、救済したい。その思いが弁護士活動の原点です。

高校、大学時代には生徒会や自治会活動に奔走。
同時に政治についても考えるようになりました。
その時期活動が私の人生を決定づけています。
当時は公害裁判が最盛期であり、四日市公害、水俣病、イタイイタイ病などの公害判決が出されている時期。
その被害者の人権を守ることに尽くしたいと考え、弁護士を志しました。

現在は、生活困窮者の支援に力を入れています。

貧困問題が深刻化し、雇用の劣化、貯蓄ゼロ世帯の急増、生活保護受給者の増加、3万人の自殺件数など、あらゆる指標が深刻な貧困社会を示しているなかで、2008年には「ぎふ反貧困ネットワーク」を設立。
2014年には、各種支援者から提供していただいた食料品を、必要としている人々に無償で配布する「フードバンクぎふ」の立ち上げに取り組むなど、貧困対策に力を入れています。

生活保護に現在も残る水際作戦と戦うため、生活保護の申請同行も少なくありません。
例えば、自宅があると生活保護を受けられないといった窓口の対応が現在も続いています。
車を持つことに対する制限も厳しいことから、個別交渉をしています。

岐阜で、基本的人権を守る憲法裁判。

長い弁護士生活のなかで最も印象に残っている案件は、関ケ原人権裁判(2006年)です。
関ケ原地域での小学校統廃合をめぐり、町の方針と違う意見を署名で示した町民に、町職員が戸別訪問をし、意見の再確認と反対署名の経緯を聞きまわったという事件で、請願権、表現の自由、思想良心の自由という基本的人権を保障した憲法に違反すると主張して最高裁までたたかい、完全勝利でした。
原告をはじめ、地域のみなさまと若い弁護士が多く関わった弁護団との協力のもとでつかみとった勝利でしたので、とても印象に残っています。

依頼者に寄り添い、問題解決に向けて最善を尽くします。

弁護士をやっていて一番やりがいを感じるのは、長年培ってきた経験を生かして相談者の気持ちを汲み取り、適切な解決方法を見出したとき。
私たちが続けてきた活動が評価されたり、応援をいただいたりすることも、大きな励みになります。

不安や悩みを抱えながら暮らしている。
でも、お金がないから相談できない。
そんなときには、無料で相談が受けられる「法テラス」という相談窓口もあります。
相談したことで道が拓ける場合が多くありますので、気軽に相談してほしいと思います。

「毎日一万歩!」を目標に、ひたすら歩いています。

「歩け歩け」をモットーに、名古屋、岐阜の裁判所に各駅から歩いています。
歩くたびに新しい発見があり、この発見も私の健康管理には欠かせません。

もう一つは、ハーブから始まった野菜づくり。
朝、畑仕事をしてから仕事をしています。
土と触れ合っている時間や、収穫したての野菜を食べて笑顔になってくれる家族は、私の元気の源です。

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